ネコのお話 その1


玄関で妻に抱っこされたミースケ だっこされている猫がミースケ。名前の由来は、雄で、しわがれた変な声でミーミーなくので命名。この時より約1年位前に、車庫の車の下にいるのを偶然発見。呼びかけると警戒して、しり込みしていた。何度かそうこうしているうちに、煮干しなどを与えるとしだいに慣れて触らせるようになった。あるとき、猫缶を与えると、世の中にこんなにうまいものがあるのかといった様子で2缶ペロリとたいらげ、ひきあげていった。以後、毎日我が家を訪問。我々はスーパーで猫缶を物色。ミースケ、ブースケに変貌。

好物のスルメ欲しさに精一杯背伸びしている姿。

このころ以降しだいに自分のテリトリーを作るため行動範囲を広げたためか、よく傷を負って、来るようになる。猫缶に抗生物質を混ぜてやると回復は速いが、猫は本当に大きな傷を負うと姿を隠してしまう。3日、4日と訪れないと、気になる始末。
                

そうこうするうち、ある日、一大事発生。朝、玄関のドアをあけるとミースケが例のごとく座っていたが、なんと横には変な猫もいるではないか。警戒心が強くすぐ隠れたが缶詰をミースケに開けてやるとこの変な猫もいっしょに食べている。よく見るとお腹が大きい。妊娠しているようだ。
ワァー、ミースケがお嫁さんつれてきたあー。と大騒ぎ。 

なんだかんだのあげくこの雌猫をミーコと勝手に命名。ミースケが居ないときはすがたを見せないがミースケが来ると一緒に食事をし、徐々に慣れてきた。ある朝、ミーコのお腹が小さくなっていた。近くで出産したらしい。ほどなく子猫がちらちら現れだした。ミースケが来るとじゃれている。ミースケ一家の誕生。子猫4匹もなれてきたが、結局一匹が残り、二匹行方不明、一匹は近所の人に飼われ幸せな生活を送っている。 
好物のスルメを妻の手からもらうため精一杯せのびしたミースケ

膝の上で抱っこされるのが大好きでした。夜遅く来たときは食事をすませて1時間くらい、膝の上で夢を見ながら眠ってから、外に出ていきました。

写真はフラッシュの光が目に入って金色に光っています。




                                        

母親のミーコといっしょに車のトランクの上にいるシロチャン 左が母のミーコ、右が子供のシロチャン、雄。結局、この二匹が残って現在も駐車場で生活している。ミースケは、96年2月14日バレンタインデーの日に死んでしまいました。この日の朝、いつものように食事をして出かけて行きましたが、昼前、駐車場で倒れているのを発見、まだ体は温かかったのですがこときれていました。たぶん苦しいのを我慢しやっとの思いで帰ってきたのでしょう。人間を信じすぎたための短い一生でした。

 同じく車のトランクの上にいるミーコとシロチャン

大好きな場所。特に、エンジンが暖かい間はいつまでもごろごろしています。 

  

 

はじめの頃、決して抱かれようとしなかったミーコも最近になってやっとだかれるようになった。それでも長い時間は嫌がり抱かれるのはほんのサービスといった感じです。

この写真もシャッター音にちょっとびっくりしている表情で、緊張しています。
正確な年齢はわかりませんが、ミースケに連れられここにきて4年が過ぎました。なんとか健康に暮らしていますが、気のせいかすこし年を取ったな、という状態です。
相変わらず太めで、食べ物もだんだんぜいたくになり選り好みして食べるのでほっぽっておくと空腹になり、ミャーミャー鳴いて足下にすり寄って食事をねだります。今は甘える動作をしますがここに来た当初、抱かれるようになっても甘える態度は決してしませんでした。

こちらは同じく抱っこされているシロチャン。彼はかわいそうですが去勢しているので、体が柔らかくフニャフニャで、声も女性的です。しかしまだ若いだけに意外と敏捷でネズミ、トカゲ、ゴキブリ、雀など時々つかまえてきます。決して遠くへ出歩くことはなく近くをウロウロして1日過ごしています。

遊ぶのがだいすきで、夜になって相手をしてやると大変喜びますが、こちらがあきてきます。しばらく相手をしないと自分から駐車場に走っていって草むらにかくれ、はやく遊ぼうと催促します。

去勢してあるため決して他の猫と喧嘩はせず、よその猫が自分の食事を横取りしていてもそばでじっと見ているだけでなんとなく遊びたそうにします。親子二匹だけの生活なので寂しいのかもしれません。 

 

 

 シロチャンをなめてやるミーコ。        秋の日、何思うミーコ・・・・・・

 

  最近、ミーコが膀胱炎になり病院にゆきました。注射と投薬の治療ついでに、最後の予防接種を
  済ませ帰ってきました。現在、体重は5s、元気に過ごしています。

 冬の暖かい日、道行く人、車、犬など眺めています。

 最近のシロチャン 犬の散歩に少し警戒しています

 

 最近のミーコとシロチャン、暖かくなって少し食欲が落ちていますが、相変わらず太めです。

  


ネコのお話 その2

 

抱かれている猫の名は キジオ 2014年の春先 駐車場のマットの上で時々昼寝をしているのを目撃 初めは無視していましたが 痩せているのが気になり 煮干しなどを置いておくと いつの間にか完食 初めのころは シャーッと威嚇しましたがいつの間にやらベタベタと甘えてくるようになり 抱っこされるのがお気に入り そのうち家の中に何とか潜り込もうとしますが こちらの事情で拒否(後々後悔)  

 

 夏の暑い日 車庫で昼寝

 

キジオは餌場をほかにも持っているようで 朝早く道路を横切ってこちらに来て昼間はぶらぶら 隙あらば家に入り込もうと頑張ったり 抱っこをせがんだりと1日を過ごし 夜になると以前の住家に帰る生活でした 

 

 人なつこいキジオは 隣のお店に買い物に行くときもついてきて自動ドアも開けてお店に入り込み座って待っている始末 しばらく平穏な生活が続きましたが ある早朝 窓を開けたとき道路で倒れている猫を発見 すぐに駆けつけましたがすでに息絶えたキジオの無残な姿でした あと30pで歩道に届くところでした 運転下手なドライバーに遭遇したのがキジオにとって不運でした キジオを引き取ってしばらくしてから中年の女性がキジオが倒れたところに猫の缶詰を置いてゆくのを見ました 缶詰はすぐに撤去しました(怒りをこめて)

 短いキジオとの付き合いでしたが あれほど家に入りたがっていたのに 入れてやらなかった自分を責め後悔しています

 

 ネコのお話 その3

 キジオが我が家に出入りするようになって 間もなく キジオが食事を済ませると 残りを食べる猫がいつの間にか現れるようになり キジオが食べている間 じっとそばで待ち キジオが食べ終わると残りを嘗め尽くすのがなんとも哀れなので食べ物を追加してやりますが 手を差し伸べると シャーッと 唸り 決して触らせません

 その後 お猫よしのキジオは新参者の猫を文句なく受け入れ 毎日 二皿 準備した食料を 車の下で2匹がいっしょに食べるようになり 新参猫に徐々に触れることができ 最後には抱っこさせてくれるほどになりました   

 新参猫の 名を カイ としました

 キジオが不慮の事故で亡くなってから カイ を家猫にするべく 時々 家に入れ 食事も家でするようになりました 排尿便は 初めのころは外でしていましたが家の中に排尿便用にチップをセットしてやると 何のためらいもなく そこで済ませる様子から 以前は誰かに飼われていたのかなという印象です 初めて家に入った時も 臆することなくあちこち においをかぎ 探索し 自分の居場所を確認する行動は 生まれながらの野良とは思えませんでした わけあって 捨てられたのかもしれません

 家の中で少し緊張しています

 

 最初に決めた自分の居場所

 

 初めのころはほとんど鳴くことはなく 我々の食事時にも無関心で 甘えることもなく何だか変な猫と思いました

 

洗面所で水を飲む カイ

  徐々に 家のなかの生活に慣れてきましたが 隙あらば外に脱走して手こずらされました   

 

 カイ の寝姿

 

 

 カイ は暑がり 寒がり です

     

 夏は扇風機 冬は 暖房器の前 かつ 保温マットの上 ふとんのうえ 

 

 久しぶりに帰宅した息子のお見送り

 

 

 カイ の特技は まさに 猫かぶり 他人様には 従順で 我々には おとなしく 抱っこされていても そのうち 突然 噛みついてきます 傷だらけの 我々です

 かかりつけの 獣医さんから カイ君は 猫が嫌いです と言われました 自分を猫と認識できていないようです

 夜になって 抱っこして 家のまわりを 散歩しますが 体重が 6kg 以上あり 大変です そのため 車の後部座席に乗せ ぐるっと 一回り カイ は外を眺めたり 泣き叫んだりと忙しいですが 徐々に慣れてくれば 遠出ができるかな〜?

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